2066年、各国は世界の均衡を保つため”怪獣DNAデータ”をそれぞれ独占で保有することとなった。
モスラの島に、世界のパワーバランスを左右するほどの”SSSレアメタル”があることが判明する。
それを守護するモスラを倒すべく、各国はこぞって”怪獣DNAデータ”を基に、秘密裏に開発していた”メカ怪獣をモスラ島に送り込んだ。…モスラは各国のメカ怪獣の猛攻を受け、声を振り絞り叫んだ。

…日本海の深い海の底に、核の不法投棄がされていた。その中に”M-013”、”Ｍ-666”（トリプルシックス）と書かれた2つのカプセルがあった。
モスラの叫びに反応するがごとく、M-013カプセルにヒビが入り、爆発した。中から出てきたものは・・大きな目を持つ赤い怪獣・・ルミナス。ルミナスはもう一つのM-666カプセルに熱線を浴びせる。真っ青の液体の中から出てきたものは、背中に2本の鎖が刺さった怪獣であった。

それは・・およそ生物の”色”ではなかった。

青い怪獣。身体は・・知っているゴジラに似ている。しかし・・色が生物の色をしていないのだ。
身体には無数の傷。片側の口は裂け牙がむき出しになっている。

….モスラを助けるべく、空から真紅のルミナス。海より青ゴジラが出現する。赤と青の悪魔の怪獣VS人類（各国のメカ怪獣）の戦いとなる。

人間に・・生まれてきただけで、正義なのか？

アメリカは、キングキドラDNAデータを。
ロシアは、ガイガーDATAを
ドイツは、アンギラスDATAを
日本は・・ゴジラDATA？　　（実験の末に不法投棄したのは、日本？なのか・・）

日本が開発したメカゴジラ（ジャポニック・メカゴジラ）は、3段階に形状を変える。
白いボディーの赤目の額が丈夫に上がり、DAIDARAモード（1つ目ダイラボッチ形状・）
日の丸型　となる。
NINJYAモード使用時は、分身・手裏剣などを武器とする。

・・青ゴジラは、口から熱線を吐くたびに、おびただしいい血を流す。

・・・劣勢を強いられたアメリカの開発したメカギドラは、人工衛星よりレーザービーム砲で攻撃。
しかし、超飛行で飛ぶルミナスに、アメリカの人工衛星は破壊される。

アメリカは、青ゴジラによって破壊されたメカギドラに見切りをつけ、本物のキングギドラを呼びだす。（アメリカは、密かに宇宙人とコンタクトをとっていたのか？）

苦戦を強いられる青ゴジラ・・モスラの首がキングギドラによって落とされる。

悲しみにより叫ぶ青ゴジラ・・

・・突然、ゴジラの身体に変化が・・そして、ゴジラの身体が青白く燃えだした。

青ゴジラの額に、”第三の目”が開く。

各国のメカは・・動きを止めた。青ゴジラの”第三の目”が、時を止めたのだ。

・・・キングギドラ及び各国のメカ怪獣を倒した青ゴジラとルミナスは・・
いくつものモスラの卵から孵った幼虫に見守られ、
血を吐きながら・・夕焼けの海に帰っていく。

人類は・・本当に・・正義？・・なのか？

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